ドイツ・ハレ大学オーケストラ来宮コンサート開催

2012.07.27

7orche1月25日(水)から7月28日(土)まで、ドイツのハレ市マルティン・ルター大学(ハレ大学)のオーケストラが富士宮市を訪問。
27日(金)の昼に市役所市民ホールでランチコンサート(主催:NPO法人まちづくりトップランナーふじのみや本舗)、夕方より富士宮市民文化会館で市民交流コンサートを開きました。

昼のランチコンサートでは、ドイツのサロン音楽を紹介しました。観客にとっては初めて聴くメロディーだったと思いますが、皆さん興味深く耳を傾けていました。

夜のコンサートは、プロの声楽家を迎え、富士宮室内オーケストorche2ラ有志、富士宮市民合唱団有志、そして市外から富士フィルハーモニー有志、磐田バッハ合唱団有志、横浜サウンド・ファクトリー有志の皆さんとの共演となり、総勢100人が出演する大きなコンサートとなりました。
バロック時代の音楽を中心に、市川さんが研究し現代楽譜を作成したロゼッティの「交響曲ハ長調RWV」(日本初演)やモーツアルトの「戴冠ミサ曲」を演奏。アンコールの「ふるさと」では、ドイツ語訳の歌詞も加わり、二ヶ国語での大合唱となりました。

せっかく富士宮に来ているのだからと、練習とコンサートの合間をorche3縫うように、富士山周辺を観光したり、会場近くの酒蔵を見学に行ったり。
ところが皆さん、山を歩くというのに、サンダル履きだったり、肌を露出した服装だったり…。音楽のこと以外は無頓着なのか、こちらがハラハラしました。
でも、予てからご希望であった「富士山」と「白糸の滝」、そして「富士宮やきそば」を堪能してくださったのではないでしょうか。

ホストファミリーとの交流や共演した市民音楽団体の皆様との交流などを含め、富士宮での滞在が、ハレ大学オーケストラの皆さんにとって楽しい時間であったと願っています。
今回のコンサートにご協力いただき、関わってくださった全ての皆様に、心から感謝いたします。